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社内教育で使える情報セキュリティ講座のご紹介

社内の情報セキュリティ研修に使える講座のご紹介

デジタル化やテレワークによる情報共有を進める上で、忘れてはいけないのが、「守り」=「セキュリティ」の対策です。

ここ最近、府内中小企業から「従業員向けのセキュリティ研修会をしてもらえないか?」、「情報ガイドブックを作成する前の啓発として、情報セキュリティに関するセミナーをしてもらえないか?」といったご相談があります。

情報セキュリティ対策のセミナーについては、各種機関で随時開催はされておりますが、社外のセミナーであれ社内の研修会であれ、全社員の方が揃って受講されるのは時間的に難しいことが多いと思います。

「KYO育tv.」のeラーニング講座では、各社員の方の都合のよいタイミングで視聴することができます。

  • 「情報セキュリティ対策におけるリスクマネジメントの重要性を知る」
  • 「情報セキュリティ対策がなぜ必要か?を知る」
  • 「中小企業のための情報セキュリティ対策のポイントを知る」

学習支援システムにログインもしくは新規会員登録して、研修にご活用ください!

最近のサイバー空間における脅威の傾向

警察庁が公開している「令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によりますと、「国内においてランサムウェアによる感染被害が多発し、事業活動の停止・遅延等、社会経済活動に多大な影響を及ぼしているほか、サイバー攻撃や不正アクセスによる情報流出の相次ぐ発生など、サイバー空間における脅威は極めて深刻な情勢が続いている。」ということです。

ランサムウェアとは、「感染すると端末等に保存しているデータを暗号化して使用できない状態にした上で、そのデータを復元する対価として金銭を要求する不正プログラム」のことです。

このサイトをご覧になっている方の中には、「ウイルス対策ソフトを入れているから、大丈夫だろう」と思っている方もいるかもしれません。

ですが、先ほどの警察庁の発表資料によりますと、ランサムウェア被害にあった55の企業・団体等のうち、87%(48件)が「ウイルス対策ソフトを導入していた」と回答しています。

ウイルス対策ソフトを導入していた48社のうち、ウイルスを検出した件数はわずか5件(10%)でした。
約90%がウイルスを「検出しなかった」とあります。

検出されなかった要因は、ウイルスソフト自体が巧妙化・高度化していたり、最新のセキュリティパッチがあたっていなかったりといくつか考えられますが、ここでお伝えしたいのは、対策ソフトを入れているから大丈夫という訳では無いということです。

様々なリスクがあるということを認識した上で、セキュリティ対策に対応したソフトウェアや機器の導入と社員教育の両軸で、まずは「守り」を固めることが必要です。

上記の講座で理解を深めていただくとともに、自社に合うセキュリティ対策について相談したいという場合は、「オンライン相談予約」から御相談ください。